観察記録 inウミウシのいる海


”ウミウシのいる海”の観察記録ページです。西伊豆浮島・田子、沖縄座間味で観察しているウミウシの生態記録や、作者が感じた事を掲載しています。
by tagonchi
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サガミコネコウミウシの未熟個体が大集合

 浮島の砂地中央には、ブイを利用した漁礁があります。
5月、サガミコネコやミノウミウシなど、ここ数週間で、数種を観察しました。

そして5月半ば、いつものようにブイに着いたコケムシやヒドロ虫を観察していると、
白いポツポツとした何かが見えました。
とても小さいのですが、ウミウシに違いないと確信。撮影を試みます。

 砂地9m地点から立ち上がるブイは6m地点。それを左手でつかみながら、体は浮遊したまま、なんとか撮影成功。あとから確認すると、なんと沢山の個体が!

 2週に渡る観察結果をThe seaslug forumへ投稿。お返事を頂きました。
その内容と観察記録です。



 出会いは、このブイに着いているフクロノリ(海藻)。
その上に白い小さなサガミコネコを観察したのは5月6日。
f0164447_21383554.jpg


 続いて5月11日。
f0164447_21402710.jpg

実は後になって、ここに写る小型(未熟)個体がキーワードになります。
見えますか?中央にいる個体(2-2.5mm)の上や右側にいる白い物体。
撮影時にはまったくこの存在には気がつきませんでした。

 続いて5月17日。
f0164447_2144047.jpg

白いポツポツを発見。撮影してみると、サガミコネコの大集団に見えました。
こちらも同日、同ブイの別グループ、
f0164447_21452365.jpg


 この撮影をきっかけに、小型個体が集団でいることに気がつき、5月11日の写真を再度確認すると、写っていました。白いポツポツ。しかも、17日より小さい。

 これらの内容を6月、座間味へ行った際、小野niniに伝えました。
するとこんな見解が。

「これだけ沢山の個体が同じ場所にかたまっているのは、ヴェリジャー幼生が浮遊生活するとは考えられない。直接発生の可能性があるね。そう仮定した場合、卵のサイズがキーになるね。卵とこの極小個体のサイズを比べる必要がある。」

というものでした。そこで、The seaslug forumへ投稿してみました。

内容はこちら・・・

■投稿内容
とても小さなサガコネコウミウシの一団を観察しました。これは親子でしょうか?単にエサに集まって来たのでしょうか?

■お返事内容
ウミウシ全般に対して、小さすぎる、未熟個体については、未だ詳しいことは解っていない。
この写真から考えると、直接発生の可能性がある。が、エサに集まってきた可能性もある。
なぜなら、以前投稿されたレポートに写る卵塊のサイズから考えると、前述は考えにくくなる。
今後、卵塊の形やタイプを観察しなくては、判断が難しい。
今回の写真に写る大きい個体(2-2.5mm)ですら、発育過程にある。
これらは、エサであろう上に居るよ。

 こんな内容でした。小野さんの見解通り、直接発生の可能性を指摘してくれました。
私としては、そこを伝えられたことで意味のある観察だったと考えています。
今後は、産卵シーンを探したいと思います。


■ ■ ■ データ ■ ■ ■

2008.05.11 西伊豆浮島 ビーチ9mのブイ上6mにて 水温21℃
個体サイズ0.5mm-2.5mm

2008.05.17 上記と同じ場所の異なる塊
個体サイズ0.7mm?
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by tagonchi | 2008-07-02 21:35 | 観察記録-life style
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